Dell G5 5000 製作記
YouTubeチャンネルに長編企画モノとして投稿している新しいパソコンの製作記です。
(この記事の内容は記事途中の動画にまとめてあります)
そもそもなぜ今(2021年9月)新マシンなのか?
現在使用しているのはhp Z230 SFというサーバ・ワークステーションマシンです。
CPUはintel Xeon E3-1281v3というものを載せていますが、要するに第4世代のHaswellマシンです。
実はこれに乗り換えたのも今年に入ってからでしたが、さすがに動画編集などで性能の限界に達していると思ったので、新たにマシンを導入することにしました。
グラボも未だ高騰、第11世代Core iシリーズは微妙……とパソコンを作るには最悪の時期ではありますが、実は部品だけはどれも絶妙に良い時期に安く仕入れておりました。
Dell G5 5000 のスペック
ベースとなるのはDell G5 5000のベアボーンです。
グラボ高騰でグラボとCPUだけ転売された抜け殻を8,000円で入手しました。
G5には第9世代の5090という機種もありましたが、こちらは第10世代対応のゲーミングモデルです。
スペックは下記の通り。
Dell G5 5000
CPU:第10世代i3~i9まで対応
RAM:DDR4で最大128GBまで搭載可(4スロット)
M/B:H470(Dell独自設計)
GPU:必須(マザボからのモニター出力なし)
M.2:ストレージ用と無線用
2.5インチベイ:2つ
3.5インチベイ:1つ
7~8cmのリアファンが1つ、フロントファン、天板ファンは無し
PSU:500W (80PLUS PLATINUM、独自規格)
ゲーミングモデルなのに電源が500Wでしかも一般的なATX電源と換装不可能な独自規格品だったり(プラチナ電源だけど)、マザー(H470)も独自設計だったりと、中々融通の利かなそうな感じですね……。
ぶっちゃけ事務用機のXPS 8940のガワだけゲーミングっぽくしたモデルだよなぁ(;´Д`)
他の部品たち
CPU:intel Core i5-10400(中古で17,500円)
グラボ:Palit GeForce GTX 1660Ti(今年初旬に中古20,000円くらいで入手)
メモリ:新品で16GB*4=64GB
M.2 SSD:別のPCから引っこ抜いたKingSpecの500GB
HDD:中古の4TB
組み込み
↑のYouTube動画を見てもらった方が早いと思います。
感想
画像の通りですが、どう見てもゲーミングマシンというよりも「一般機やサーバー機をゲーミングPCに改造してみた!」って感じの雰囲気ですよねぇ(;´Д`)
窓付の筐体ならこれよりはゲーミングモデル感は出ているのですが……。
性能面に関しては他の記事や動画を参考にしてもらうとして、単純にPCとして見れば悪くないモデルだと思います。
ミニタワーにしてはコンパクトなサイズですし、逆にあまりピカピカし過ぎてゲーミングゲーミングしてるのは嫌だ!という人にはオススメかもしれません。
ただ個人的には「イケイケギャルと付き合ってみたら、実は奥手な地味子ちゃんだった」といった感じです(;´Д`)
女の子なら萌え展開ですが、パソコンだと肩透かし感が半端ない……(´;ω;`)
あと心配なのはCPUファンの貧弱さ、VRM周りにヒートシンクが無いことによる発熱、ケースファンもリア1個というエアフロ―の悪さでしょうか。
海外の有志はこのあたりを魔改造して真のゲーミングPC化してますね。
そこまではやらずとも、まだ改良の余地はありそうなので、着手したらまた記事にしようと思います。